初めての単焦点：XF35mmF2 R WRで高尾山へ紅葉狩り

熟考に熟考を重ね、遂に買ってしまいました。初めての単焦点です。
最後まで35mmF1.4とF2で悩んだのですが、様々なレビューを読み、用途、値段を加味し結果としてF2を選びました。
特に大きかったのが値段です。急な出費で約12万が飛んでいく状況ですので、レンズの差額2万円が懐に大きく影響します。
nepiantissues.hatenablog.com

さて、購入して家に持ち帰るなりX-T20に装着。

あ、これかっこいいんじゃないでしょうか。しかも軽い。気軽に取り回しできそうな予感がします。
単焦点デビューは購入翌日。友人らと高尾山へ行くのに持っていくことにしました。

高尾山で単焦点デビュー！

今回は高尾山から小仏城山を経由し、相模湖へ抜けるルートです。（リンク参照）
1.高尾山付近コース | 東海自然歩道連絡協会公式サイト

朝10時、高尾山口駅に到着です。紅葉狩り目当ての人たちで溢れていました。

友人らと合流し、ぼちぼちと登り始めます。……登り始めて約1分、非常に美味しそうな団子を見つけたので小休止です。

写真は撮っていないですが、これを皮切りに山頂までの道中で都合3回ほど団子を食べることになります。まぁ結構疲れたので、カロリー的には実質ゼロでしょう。
ケーブルカー・リフト乗り場も、とにかく人です。私らは1号路で地道に登ることに。

結構な急斜面を40分ほど登ったところでリフト降車地点に到着。ここもかなりの人です。遅刻して麓についた友人曰く、この時点でケーブルカー、リフトともに1時間弱の待ち時間とのこと。その友人は諦めて山道をダッシュです。その結果、私らが40分かかったところを僅か20分で登り切りました。お見事。

友人が山道をダッシュしている間、私は慣れない単焦点で紅葉を撮影。XC15-45ではできなかったボケが非常に楽しい。

さて、友人と合流し山登り再開です。ケーブルカー降車地点あたりはもう真っすぐ歩けないくらいの人で、カメラを構える余裕は無し。饅頭単品なんかを買ってつまみつつ、先に進みました。

高尾山薬王院という立派なお寺？神社を抜け

無事山頂へ。ここも人だらけ。

ただ、山頂はそれなりには紅葉していました。

山頂到着時点で時刻は14時。遅刻した友人を待ったり、途中で饅頭や団子を食べていたりでかなり時間を食ってしまいました。
地図を見ると山頂から相模湖で約3時間。ここからは強行軍です。
山道は基本的には黙々と進みます。

小仏城山の手前に差し掛かるころにはいい具合に日が落ち始めていました。

15時30分頃、小仏城山の休憩所へ到着。すでにお店は店じまいムードで、人もほぼ居ませんでした。
あとはひたすらの下り。息はあがりませんが、膝に負荷がかかります。紅葉もなく、あたりも薄暗くなってきたためカメラはしまい、下山に専念しました。

そんなこんなでただただ山道を下山すること2時間、無事相模湖側の道路に辿り着き、バスで最寄りのスパへ行って疲れを癒しつつ帰路につきました。

単焦点の感想

めっちゃ楽しい。なんといってもボケる！友人を撮ってみたところ良い具合に背景がボケて被写体が浮かび上がる写真になっていました。友人からは『高画質の無駄遣いだね』とのお褒めの言葉もいただけるほどの出来栄え。（お見せすることはできませんが。）
本当に腕はないので、それこそカメラと単焦点レンズのおかげでイイネを貰えたということだと思っています。ありがとう、富士フイルム。

あとズームが無くても結構なんとかなる。今回風景メインで所々広角が欲しいタイミングはありましたが、ズームが無ければ無いで構図を考えて撮れることがわかりました。むしろ友人らと移動しているときに、立ち止まってズーム動かして構図を試行錯誤するのってどうなの？っていう状況でもあるので、単焦点でサクサク撮るほうが適しているような気も。サクサク感で考えると、F1.4でなくF2で正解だったということにもなりそうですね。

しかし、こうなってくるとまた他の単焦点も欲しいなぁ…。夜スナップ用にα7iii向けの単焦点も面白そう。あまり評判は良くないけれど、SEL50F18Fとかもありかもしれない。

………いやぁ、本当に12万の出費が痛い…。皆さんも身体は大切に。