歯の根の治療で手痛い出費があったお話

単焦点レンズが欲しい、Mate20Proが欲しい、LX100M2が欲しい、GRⅢが気になる、パナソニックのフルサイズが気になる等と物欲に塗れた毎日を送っています。
未発売のものを除けば大体の品物が15万以下で買えるものばかり。決して安いわけではありませんが、がんばった自分へのご褒美ということでたまには手を出せる値段です。

そんなこんなで色々と夢を見ていた2018年の夏。日々の生活でのストレスがありました。

歯が痛い……

以前からたまに沁みることはありましたが、夏頃は常に沁みる状態に。しかも冷たいものだけでなく、温かいものを食べても沁みる有様。
場所は上側の奥から2番目あたり、以前に結構大きく削って被せた歯の位置です。

歯医者で見てもらった結果


思っていた歯の隣、上の一番奥の歯が原因と判明。
そちらはそちらで大きく削っており、被せ物の下に虫歯ができてしまったようです。

レントゲン時点での医師の見立てでは神経を抜く必要があるかも、とのこと。その後の確認の結果、見立て通りの神経を抜く治療が必要になってしまいました。

治療の流れ

 1回目:レントゲン診断、被せ物を外して中の確認、歯の神経の大まかな除去
 2回目:残った神経の除去、神経があった場所(歯の根)の清掃・消毒
 3回目:歯の根の清掃・消毒
 4回目:歯の根の清掃・消毒
 5回目:歯の根の清掃・消毒、奥に詰め物、土台の型取り
 6回目:土台処置、被せ物の型取り
 7回目:被せ物の処置

現在6回目を終えたところ、次回の7回目で最終回です。
1回目~3回目は麻酔をしていましたが、4回目からは麻酔無し。
神経が無いのでもうひたすらガリガリやられました。

根の清掃をする際には音が鳴る謎の器具を使用。「ピッピッピッ」と短音が鳴り続け、根の奥まで来ると「ピーー」と長音が鳴り続けます。こうして根の長さを測りながら、複数ある根の1つ1つを清掃していくようです。

5回目には歯の根の奥に詰め物をして、空洞になった歯が折れないように補強+蓋をします。このとき中に最近が入ってしまうと、後日根の中で化膿して大変なことになるようです。無事……かどうかは数年後判明すると思いますが、とりあえず蓋をし終わり土台と被せ物の選択が迫られます。

手痛い出費、それは土台と被せ物

迫られた選択、それは自費診療と保険診療のどちらを選ぶのか、でした。
保険診療では安く済みますが、自費診療はかなりかかります。

保険診療
 土台、被せ物ともに数千円?

◆自費診療価格
 土台 : 25,000円
 被せ物:約100,000円~120,000円(セラミックやゴールド等)

素材による美しさ、再発リスク、安全性、長所や短所の比較表を貰い、どうするかを判断しました。
結果、私が選んだのは自費診療の土台+ゴールドの被せ物の組み合わせ。ゴールドは美しさこそ劣りますが、再発リスクや安全性、耐久性は一番良いと評価されていました。

神経を抜いた次の異常発生時はもう抜歯しかありませんので、再発リスクは低い方が望ましい。また、数年使うことを考えたら10万を超えても減価償却できるかなということで、断腸の思いで決心しました。

結果、自費診療価格で14万円……

冒頭に挙げた単焦点レンズだろうが、Mate20Proだろうが、もうどれでも買えてしまうお値段です。
今回歯の治療をしつつ、更にどれかを1つを買うという選択肢も当然あります。が、もし歯の治療をしていなければなんならどれか2つ買えたわけです。

不健康は金が減ることを久々に実感しました。毎回歯の治療後は『歯を大切にしよう!』と心に誓うのですが、いつの間にやら誓いが消え失せてしまうのが怖いところ。

本当に悔しい。皆様も身体は大切にしてくださいね。

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写真の無いのも寂しいので、10月最終週に河口湖へ行った際の富士山の写真でも。